休日のパワーチャージ
久しぶりに2日間の休日が取れそうなので、思い付きでどうしても見たかった「安藤忠雄展」
を観に大阪へ行きました。
安藤忠雄84歳 略歴がとても変わっていて反骨の建築家という印象を持っています。
10代の頃はプロボクサーをめざし、20代で世界を放浪し、独学で建築の勉強をし
世界的な建築家になった。
代表作は、表参道ヒルズ、住吉の長屋、光の教会など数多くの作品があります。
「青春」と名付けられた今回の展示会は「人間も建築も、いつまでも青いまま、挑戦心に
あふれていたい。」というメッセージが込められています。
会場は、若い人でいっぱいでした。
当日予定がなかった安藤忠雄が来館し、サイン会が始まりました。
予期せぬ来館に私もびっくりしましたが、本にサインをもらって大満足の展示会に
なりました。
今回の展示会はサムエル・ウルマンの「青春」という詩がモチーフになっています。
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。
年は70であろうと16であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
人は信念と共に若く、疑惑と共に老いる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老いる。
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。
安藤忠雄84歳、60代の時に2度のがん宣告を受け5つの臓器を摘出し、満身創痍の身で
今なお、現役で活躍している。まさに信念と共に若く…を実践していると感じます。
とんぼ返りの大阪でしたが、たくさんの刺激と溢れるパワーをもらった旅となりました。
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