さくらテラスでございます。
本日は、「アトキンソンサイクル」についてお送りいたします。
恥ずかしながら、納車スタッフの私たち、
「アトキンソンサイクル」について存じ上げなかったのです。😂
一度聞いたら、耳から離れない響きの「アトキンソンサイクル」
1882年に、ジェームズ・アトキンソンさんが開発した技術です。

エンジンは、通常、圧縮比と膨張比が同じです。
アトキンソンサイクルエンジンは、圧縮比よりも膨張比を大きくしたエンジン。
吸気バルブを遅く閉じ、一度吸い込んだ空気の一部を吸気ポートに戻すことで
圧縮比よりも膨張比を大きくします。
このことで、熱効率が向上し、燃費がよくなります!

↑ こちらがバルブでございます。
ただ、
一度吸った空気を戻すことで、
出力不足が課題でした・・・。
そこで、ホンダの技術!
「VTEC」・・・可変バルブタイミング・リフト機構 と、
「VTC」・・・連続可変バルブタイミング・コントロール機構 を採用し
運転に応じた最適なバルブタイミング制御を実施しています!
運転に応じて、タイミングを制御させるなんて、車って本当に賢いのです。
鉄の塊が車の中で自由自在に動いているってすごくないですかっ!?
VTECとVTCにより、
高膨張比の利点を生かした高効率化と、
大きく負荷がかかる場面での出力を両立し
低燃費かつスポーティーな走行が可能になりました!!!!

↑ ZR-V ガソリンタイプのエンジンルーム
ZR-V ガソリンタイプのエンジンは、
直列4気筒1.5L直噴DOHC VTECターボエンジン!!!
バルブが16個もついているって驚きます。

↑ VEZEL e:HEVのエンジン
直列4気筒1.5Lポート噴射DOHC iVTEC アトキンソンサイクルエンジン
ここでも、アトキンソンサイクルエンジンが採用されています!
これまでは、お車の使い方のみの知識でしたが
今後は、エンジンルーム内のこともお伝えしていきたいと考えています!
ホンダの技術はすごい!!と再認識・・・
次回のブログもお楽しみに😚